【バレー】清水選手に安定感ができた理由は何だろう?

はじめに:安定感が増したのはなぜ?

清水選手は昔に比べて断然に安定感が増しました。
それはベテランになったからという一言では片付け切れません
ただベテランになったから安定感が増すというのは間違っています。
ベテランになるまでやれたのには若い選手の頃とは違う技術を身につけたからです。
今回は清水選手がどうしてベテランになるまでやってこれたか、打ち方がどう変わったかを解説していきたいと思います。

昔と今を比べて

清水選手の打ち方を昔と今で比べてみましょう。
まず昔の映像から見ていただきます。

まずこの映像を見てわかるのが、力任せに思いっきり打っているということです。
スイングは大きく手を回すようにふりかぶって打っています。
次に現在の清水選手の映像を見ていただきます。

これを見てわかる通り、現在の清水選手は昔に比べて、腕をあまり振り回さずに、コンパクトに打っているのがわかります。

なぜコンパクトに打つと決まるのか?

清水選手がコンパクトにスパイクを打っているのはわかったと思います。
しかし、なぜそれがスパイクの決定率につながるのかそれはまだ理解できていないと思います。
コンパクトに打つのがいい理由はまず、早いタイミングで打てるということです。
コンパクトに打つことで、相手のブロッカーがブロックを完成させる前にスパイクを打つことができます。

これは世界の上手いスパイカーがみんな実際に使っている技術です。

コンパクトにスパイクを打つと

早いタイミングでスパイクを打てます。
それは相手のブロックのタイミングをずらし、相手にいいブロックを作らせないこと

そして、相手のブロック完成前にスパイクを打つことができるということです。

 

スパイクは力ではない

 

スパイクを打つときに力が必要だと思っている人がいますが、それは間違いです。
石川祐希選手は大学に入ったばかりの時にベンチプレスを棒だけでしかやっていないほど筋力がありませんでした。

しかし、石川祐希選手のスパイクのキレは言うまでもなく、抜群でした。

石川祐希選手はスパイクを体のキレで打っているとインタビューで話していたことがあります。

ほとんど筋力がなかった石川祐希選手が高校生の時に誰にも止められなかったのは、もちろん高校生離れした高さもあります。
しかし、それ以上にスパイクを力ではないところで打っていたことにあります。

清水選手もパワーを重視したスタイルから、最近ではベテランらしいテクニックがある選手に変わっています。
昔に比べてブロックされる本数も減った印象です。

パワーを重視したスタイルでスパイクを打っているといつかつまずくことがあります。

その理由は、いいスパイクを打ってもコースに入れば拾えてしまうことにあります。

いくらパワーのあるスパイクを打ったところで、相手がいるところ
もしくはブロックのあるところに打ってしまうと言うだけで
ブロックされたり、レシーブされたりしてしまいます。

逆にパワーではないところでスパイクを打つことで
ブロックが本来塞ぐはずの場所を抜けたり、ブロックアウトができたりします。

 

ミスが少なくなる

コンパクトに打つとミスが少なくなります。
その理由は、コンパクトに打つことで、力をあまり入れないスパイクの打ち方を身に付けることができるからです。

力任せにスパイクを打っている人は、それだけしかスパイクの決め方を持っていません。
しかし、スパイクをコンパクトに打つことができる人は、思いきりスパイクを打つこともできます。

なので、複数の決め方を持っていることになります。

その結果状況に応じて、スパイクの打ち方を変えることができます。
なので結果的にミスをしないということになります。

ミスが少なくなるということはとても重要なことです。

なぜなら、バレーボールはミスが1点になってしまうからです。
思いっきり決められた1点でも、相手がミスをした1点でも価値は変わりません。

だから、バレーボールはミスをしない方が強いです。

極端な話をすると、相手からのサーブを全て一本で切って、相手が一本だけミスをしたらそれだけで勝てます
ミスをしないチームが強いというのはそういうことです。

終わりに:コンパクトに打つこと

スパイクを決めるには力ではなく、コンパクトに打つことが重要という話でした。

相手がブロックを完成させる前に打つことができれば、相手のブロックシステムを崩壊させることができます。

相手の意図しないところにボールを落とせるというのは、相手が塞がなければならないコースを塞げていない。
ということになります。

そうすると、相手は守るべき場所を守れていないので、ストレスが溜まります。

なので、結果的に試合に勝ちやすくなります。

力任せにスパイクを打っていると、ブロックされた時にそこで行き詰ってしまいます

試合で後手に回らないためにも、コンパクトにスパイクを打つことは重要です。

この記事がスパイクで悩んでいるバレーボーラーに届くと幸いです。

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