はじめに:中田久美監督の目指すバレーは?
全日本女子バレーボール代表監督に就任した中田久美監督ですが一年目はうまく結果を残せずにいました。
その中田久美監督ですが2年目のチームをどう作って行くかということが注目されていると思います。
ここでは中田久美監督のチーム作りを紹介していきたいと思います。
中田久美監督がどう考えてどういうチームを作っていきたいのかということをまとめましたので読んでいただけると幸いです。
中田久美監督は変わった
中田久美監督はとても強い印象ですが最近の中田久美監督はそういった印象があまりないイメージです。
中田久美監督は自分でも自身の性格が変わったと言っています。
中田久美監督はイタリアへ単身でコーチの修行に行った時がありました。
その時に現役時代の尖っている自分から今のやさしい中田久美監督に変わったと言っています。
やはり選手としてやっているときと監督としてやっている時では求められるスキルが違うのではないかということが中田久美監督の変化につながっているのではないでしょうか。
一人ずつの面談があった
どうやら中田久美監督の体勢になった後は一人ずつの面談があったようです。
その中で中田久美監督が選手に対して思ったことは一人一人いろんなことを考えている、しかしそれを言葉にできていない。
だから自分がその隠された部分を引き出してあげたいということだったそうです。
また黒子や井上といった若手には想いきりチャレンジしてほしいということをここの面談で伝えたそうです。
中田久美監督のバレー
中田久美監督は世界と日本のバレーの違いとしてサーブレシーブの質ということをあげています。
このサーブレシーブの質というのはアウトサイドプレイヤーがブロックご利用した打ち方や機動力を追求するために安定したサーブレシーブが必要という意味です。
このサーブレシーブですが セッターが上げやすいパスの高さをコントロールする美術が中田ジャパンでは求められるということです。
中田久美監督はバレーボールは2本目3本目があるスポーツなので現在の一本目はただあげればいいという考え方ではなくきっちり一本目の質も求めていくという考え方のようです。
中田久美監督はサーブレシーブ上げてからスパイクに入るまでの動きが遅いことを懸念しています。
今まではサーブレシーブを上げてから少し時間があるためそのタイミングでスパイクに入っているということを変えたかったと話しています。
ですからこのサーブレシーブの質はこだわって行きたいようです。
内瀬戸、新鍋選手が外れるパターンも
中田久美監督は今後の全日本の構想としてバックアタックを打ち切れる選手をメンバーに入れていくという考え方も話しました。
前回の全日本の試合では内瀬戸、新鍋選手を入れてサーブレシーブをかえし前衛のプレイヤーで勝負するというスタイルを取っていました。
しかし今後の構想としてバックアタックを打ち切れる選手を入れて 新鍋、内瀬戸選手を外すというパターンもあるということを明かしました。
色々なパターンを複数持っていることで相手の戦術に合わせて変えていくことを話しました。
しかし問題としてその二人の選手を抜いてしまうとサーブレシーブの質が下がってしまうと言う問題点もあると語りました。
そういった問題をクリアするためにも日頃から様々なパターンを想定して練習していると語っています。
軸になる選手を置きつつも色々なパターンを持つことで様々な戦術に対応できるような形にしていくということみたいです。
終わりに:中田ジャパンについて
中田ジャパンは1年目にワールドグランプリで6年ぶりにブラジルを撃破しました。
さらにはアジア選手権で10年ぶりに優勝するなどその能力の片鱗は見せるもののワールドグランドチャンピオンズ杯では2勝3敗の負け越しで表彰台には上がることはありませんでした。
ブラジルを撃破すると言う大挙を成し遂げる一方で世界の表彰台には上がったことのない一年目となりました。
しかし中田ジャパンはまだまだ始まったばかりのチームです。
なので今後の中田ジャパンの活躍に期待です。
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