眞鍋監督の奇策!!スコーピオンを徹底解説!!勝つための新戦法とは

はじめに:皆同じフォーメーション

近代バレーボールにおいて、フォーメーションはほぼ確立されており、それぞれのチームの特色を出しにくいようになってきています。

それは、近代バレーボールのフォーメーションがどのチームにも合う効率のいいフォーメーションで、どのチームもフォーメーションが画一的になっているということです。

そんな中、様々な挑戦的なフォーメーションを試した人物がいました。

それは、全日本の前監督の眞鍋政義です。

真鍋政義監督は、世界に挑戦するためにいろんなフォーメーションを試していました。
その中でも自分が衝撃を受けた特殊なフォーメーションを紹介していきたいと思います。

センタープレイヤーを入れない

どうやら眞鍋監督には、日本のセンタープレイヤーが世界に比べて、劣っているという考えがあったみたいです。

数字至上主義の監督だったので、おそらくチームの数字を見た時に、センタープレイヤーの数字が悪かったんだと思います。

決定率、効果率などの数字を出しての決断だと思いますが、これにはチーム内のセンタープレイヤーは相当悔しかったみたいですね。

 

その概要はこうです。
センタープレイヤーが決定率、効果率低いなら、センタープレイヤー入れないでサイドをもう1人入れたほうが強いんじゃね?

って超ざっくり説明するとこんな感じです。

赤字のところが本来センタープレイヤーが入るところです。

眞鍋流スコーピオン

これを世界大会で初披露するあたり、さすが策士の眞鍋監督ですね。

ちなみに眞鍋監督は、日本人の顔が外国人は見分けがつきにくいということから
全日本の女子チームの髪型を、全員一緒に統一して相手に誰が誰だかわからなくしろと指示するなどとてもユニークな監督です。

他にも眞鍋監督は、いろんなユニークな作戦がありますが、また今度の記事に書くとします。

そしてスコーピオンという、迫田さおりをセンター対角に入れた作戦が実行されます。

前衛に上がってきた時にどうやって攻撃するのかなーって思っていたら迫田選手は

 

前衛なのに、バックまで下がり始めました。
そして

 

そのままバックアタックを打ちました。

前衛なのにバックアタックをうち出し始めました。
最初は何やってんだ。と思いましたが、これは迫田選手がバックアタックの方が決定率がいいから、前衛でもバックアタックを打たせた方が決まるんじゃね?

っていう眞鍋監督の考えだったらしいです。

ロシア戦で一度揉めたことがありました。
ロシアの選手は、あいつバックアタック打つときアタックライン踏んでたよ!!

とめちゃくちゃ抗議してきましたが、迫田選手はその時前衛でした。
日本チームは迫田選手が前衛だということを主張しました。

審判もそんな前例がないので、今ローテーションどーなってんだ。と確認して試合が一時中断するトラブルになりました。

 

終わりに:ロシアに勝った

結果的に、その当時世界ランキング1位か2位だった、ロシアを撃破することができました。

ロシアは迫田選手がバックにいるのか、前衛にいるのかわからなくなっていてパニックになっている印象でした。

そして、世界大会でこれを仕掛ける眞鍋監督のトリッキーさにしびれましたね。

そして、後にセンタープレイヤーを無くした、ハイブリット6というフォーメーションを開発するわけですが、これはまた別の記事で紹介していきたいと思います。

眞鍋監督は、ただ奇抜な作戦を立てているわけではなく、データに基づき一番勝てる形を追求していました。

自分は眞鍋監督のバレーがとても好きだったので、監督として見れなくなってしまったのは残念です。

こういった新しい、面白いバレーを展開できるようになっていければ日本のバレーはもっと面白くなると思います。

そして、日本が勝つにはこういった新しい挑戦が必要になってくると思います。

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